答えは簡単、美味しいから♪
一般に出回っているスコッチ・ウイスキーは10〜50種類の
モルト・ウイスキー(原酒)をブレンドして作って有ります。
ブレンドする事によって味が一定に保たれ、また、大量生産し
短時間で仕上がる、グレーン・ウイスキーもブレンドしますので
安く作れるのです。
味は優しく「おりこうさん」タイプですね。
一方、シングル・モルトは一つの蒸留所(造り酒屋)で造られる
モルト・ウイスキーだけを瓶詰めしたお酒です。
100ヶ所以上あるスコットランドの蒸留所で造られるモルト・
ウイスキーは、手間と時間は掛かりますが、その土地土地の気候や
水など自然の影響をしっかりと受けます。
そして長い年月じっくりと熟成されたその味は、とっても個性的。
健さんじゃないけれど、無骨で荒削り。
でも、いい味出してます。
言ってみればスコットランドの地酒ですね。
ついつい「おりこうさん」になってしまう僕なんかは、個性的な
モルトを飲むと
「もっと自由でいいんじゃないの?」
って言われている気がします。
僕も福谷も大好きなシングル・モルト・ウイスキー。
バーテンダーと相談しながら、愉しんでみて下さい。